床の色を変えてみたいけど、作業が大変そう・・・。
床の色はお部屋の印象を左右する大きなポイントで、床DIYをするだけで随分と部屋の雰囲気が変わります。
とはいえ、賃貸では原状回復をしなければいけないため、床のDIYに踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。
実際に私も、「こんな色の床にしたいなぁ」と思いながら、床を傷つけないで作業するのが大変そうという理由で何年も手をつけずにきました。
そんな時に偶然知ったのが「ラグリエ」というお店です。
今回は、ラグリエのオーダー販売を注文して、実際に床のDIYをしてみた結果をご紹介します。
賃貸で床DIYをするなら
賃貸で床DIYをする場合、3つの床材が候補に挙がります。
まずはその3つの特徴を簡単にご説明しますね。それは知ってるよという方は次の項目へGO!
フロアタイル
フロアタイルとは、PVC(ポリ塩化ビニル)という素材で出来たタイル状の床材。
置くだけで良いという設置の簡単さ、硬さがあり土足でも使える丈夫さなどが人気です。
サンプルをいくつか触った感想として、重さとカットの大変さが気になりました。
吸着マット
吸着マットとは、裏面に特殊な吸着素材が使われており、マット自体が吸盤のような働きをして床に張り付くタイプの床材。
洗濯が可能なものなど、さまざまな種類のものが販売されています。
今回は「ピタフィー」という商品のサンプルを取り寄せました。薄くてカットもしやすく、一枚一枚が小さいので扱いやすいです。
クッションフロア
クッションフロアとは、ビニール製の床材で、クッション性や柔らかさを持ったフローリングタイプの素材の床材。
名前の通りクッション性があること、水や汚れに強いことが人気で、キッチンや子供部屋によく使われています。
タイルマット、吸着マットに比べると一枚あたりが大きく扱うのが少し大変です。
ラグリエを選んだ理由
クッションフロアを取り扱うお店はたくさんあります。その中でもラグリエさんを選んだのは3つの理由から。
大きなサンプルがあった
ラグリエでは、500円の送料を払えば45cm×100cmのサンプルフロアマットが3柄まで頼めます。
床DIYをしたい理由の1つに猫が滑らないようにしたいというものがあったので、それを確認するのに大きいサイズのサンプルは大変助かりました。
結果、サンプルで猫が走っても滑らないことが確認できたのでそのまま注文に至りました。
原状回復OKだった
ラグリエのフロアマット用テープは、片面(クッションフロア側)が粘着、もう片側(床側)が吸着滑り止め仕様です。
粘着テープで貼るわけではないので、吸着マットと同じように原状回復が可能。
サンプルにもテープがついてきたのでフローリングに貼ってみましたが綺麗に剥がれました。
オーダー販売が便利そうだった
猫の足腰のためにクッションフロアを敷くことまでは決定していたのですが、やはり工程の大変さに決心がつかず。
ラグリエのオーダー販売では、カットから柄合わせ(隣同士の柄が繋がるようにする)までしてくれ、部屋に合わせて敷く場所も指定してくれるとのことだったので、「これなら床DIY初心者の自分でもできるかも!」と思い選びました。
オーダー販売の注文の流れ
好きなマットを選ぶ
まずはラグリエのHP(https://rugrea.com/products/list?category_id=20)から、好きな柄のマットを選びましょう。
気になる柄が見つかったら、必ずサンプル請求を!
というのも、画面で見ているものと実物では結構印象が変わります。
実際に私は3種類サンプルを請求したところ、第一候補の柄が思っていた雰囲気と違いました。
そして意外と良いなと思って最終的に選んだのは第三候補のもの。こういうことがあるのでサンプルは絶対に確認した方が良いです!
部屋の寸法を測る
「この柄に決めた!」というところまで来たら、部屋のサイズを測ります。
これはどんな床材でDIYするにも必要な作業ですね。
とにかく細かな凸凹まで計りましょう。面倒ですが、あとが楽です。
図面をメールで送る
お部屋のサイズを記入した図面をラグリエさんにメールで送ります。
図面といっても手書きで大丈夫!私はiPadでちゃっと作りましたが、こんなもんです。
メールは、商品ページのオーダー注文というところから送ります。
プロとやりとりする
オーダー注文のメールに返信がきます。
何回かメールでラリーをしたのですが、「ここの数値が合いませんが大丈夫ですか?」や「この長さは一気に敷きますか?」などこちらが気づかない部分を聞いてくださります。さすがプロ。
「あ、そこ忘れてた」というところにも気づいてくださるので大変助かりました。
見積もりに納得したら注文
最終的に、きちんとした図面にフロアマットの貼り方を書いたものが送られてきます。
そしてこの敷き方だといくらです、という見積もりが。
やはりオーダー注文なのですべて自分でやるよりは5000円ほど高くなりました。
注文の時は正直「5000円かぁ・・・」と思ったのですが、カットや柄合わせまでしてもらったことを考えると価値ある5000円でした!
それくらいクッションマットって扱うのが大変。オーダーカットがなかったら諦めてたレベルです。
商品到着から完成まで
商品が届く
今回はオーダー注文だったので、注文してから6日後に到着しました。思ってたより早い。
約12畳の部屋に敷き詰めるためのクッションフロアがカットされた状態で5ロール届きます。
正直部屋まで運び込むのは重たかったです。ただ、一本はそこまでの重さではなく、私一人でも扱えました。
フローリングに貼っていく
ラグリアでは、フロアマットの大きさに合わせて必要分の吸着シールがついてきます。
フロアマットを床の幅ぴったりにカットして(これが難しい)吸着シールで接着すれば完成です。
文字にするとこれだけなんですが、5時間くらいかかりました・・・。
ビフォーアフター
こちらがお部屋のビフォーアフターです。
細かい部分で気になる点はたくさんありますが、全体で見ると印象がグッと変わって大満足!
ラグリエのよくある疑問
〇〇畳にはどのくらいのサイズが必要?
お部屋が何畳かわかっている場合に便利なのが、セット売りのページ。(https://rugrea.com/products/list?category_id=61)
4.5畳、6畳、8畳、10畳のサイズに対応しています。届いたらそのまま敷けるので便利ですね。
床暖房には対応している?
防炎検査に通っているので、床暖房の上からでも使用可能です。
ペットマットだと犬や猫は滑る?
体験談にはなりますが、滑りません。
実は、ペットマットと普通のフロアマットは滑りやすさという点では大きな違いは無いそう。
その上で、我が家は普通のフロアマットにしていますが、猫が走り回っても滑っていませんよ。
畳の上にも敷ける?
残念ながら、畳の上での使用は推奨されていません。
理由は、うまく張り付かないのと、カビやダニの発生につながってしまうから。
どうしても畳の上でつかいたい場合は、定期的に取り外して、畳を空気に触れさせると良いかもしれません。
感想
「ラグリエ、もっと早く知りたかった!」
今までクッションフロアは、まずマスキングテープで床を保護して、その上から両面テープを貼ってと大変なイメージでした。
でも、ラグリエのフロアマットは付属のシールで端っこを貼るだけなので大掛かりな作業は不要。
しかも今回はカットまでお願いしていたので、クッションフロアDIYの大変な部分はほとんど経験していません。
これならDIY初心者の方でも気軽に挑戦できると思います。まずは玄関や一部屋など小さい範囲で試してみても良いかもしれませんね。
床DIYに迷っている方がいれば間違いなくおすすめします!
まとめ
賃貸の床DIYって意外と簡単!
- 賃貸でも床のDIYはできる
- ラグリエのオーダー販売は初心者にもってこい
- すでにカットされているので女性一人でもDIYできた(家具の移動は無理でした笑)