▶このシリーズの記事一覧はこちら:垢抜けインテリア&収納講座まとめページ
何かを使おうとすると、まずは在処を探すところから
「あれ?リモコンどこ?」「イヤホン、昨日使ったのに見当たらない…」
そんなふうに“探し物”から1日が始まること、ありませんか?
ようやく見つけても、その間に部屋がもっと散らかって、気分はどんより。
本当は、すっきり片付いた部屋でのんびりくつろぎたいし、来客があっても慌てたくない。
でも、がんばって片付けたのに、数日後にはまたリセット状態…
「どうして私は片付けられないんだろう?」
そんなモヤモヤを抱えたあなたへ。
この記事では、
- なぜ部屋がすぐに散らかるのか?
- 片付いた部屋をキープするためには?
この2つを中心に、今日からできる簡単なコツをご紹介します。
すぐに散らかる部屋には、共通の「原因」がある
モノが多い
片付けをしてもすぐ散らかる…それ、モノの量が原因かも。
どこに何があるか把握できてないと、片付けも難しくなります。
本当に必要なモノ・今使っているモノに絞るだけでも、
ぐっと管理しやすくなってスッキリ感が出ます◎
もちろん、無理にミニマリストを目指す必要はありません。
ただ、「持ちすぎ」が自分を苦しめているのなら、それは卒業したいですね。
定位置がない
「使ったら戻す」ができないのは、戻す“場所”が決まっていないから。
なんとなく空いてるスペースに置いていると、どんどん混沌としてしまいます。
定位置=そのモノのおうち。
帰る場所があれば、モノも迷子になりません。
よく聞く「モノの住所」これを決めるのが片付けのスタートです。
片付け=気合いと思っている
「今日は気合い入れて片付けるぞ!」
その意気込みはすごく大切。でも、これを毎回やるのはしんどいですよね。
がんばらないと片付けられない=日常には取り入れづらい。
だから、気合いより“仕組み”で回る片付けを目指しましょ。
もう一度見直そう。「片付けのゴール」に向かうために
「とりあえずしまう」は卒業しよう
とりあえず見えないところに突っ込む。
それ、片付けの“ふり”かもしれません。
本当にやりたいのは「快適に過ごせる部屋に整える」こと。
しまうことが目的じゃないはず。
収納グッズを増やす前にすることがある!
便利そうな収納アイテム、つい買いたくなりますよね。
でも、ちょっと待って。増やす前に「本当に必要?」と問いかけてみて。
収納は、厳選したモノの“居場所”をつくるもの。
増やすことで逆にモノが隠れ、散らかりやすくなることも⚠️
片付け=整える、減らすことじゃなくてOK
片付けって「断捨離」「ミニマル」だけじゃない。
自分にとって居心地のいい空間づくりが目的。
散らからない仕組み=自分の快適さのため。
減らさなくても、整えなくても「ラクに戻せる」状態ならOK!
散らかりにくい部屋にするための3つのポイント
①増やす前に見直す
「これ、いつ使ったっけ?」
「なんか取ってあるけど、なくても困らないかも」
この視点を持つだけで、部屋の景色が変わります。
まずは“今あるモノ”をちゃんと見るところからはじめよう。
②モノの定位置づくり
取り出す・戻すが面倒なモノって、自然と使わなくなるし、
結局その辺に出しっぱなしになる。
取り出しやすく戻しやすい“定位置”を作ってあげると、
自然と片付く仕組みができますよ◎
③片付けを「イベント」ではなく「ルーティン」に
「休日に片付けよう」じゃなくて、
「毎日3分だけリセットタイム」みたいな感覚でやってみて。
ちょこっとやる習慣があるだけで、
部屋が荒れるまで放置…って流れは防げる!
「部屋=わたしの心」かもしれない
なんで片付けたくなるんだろう?を見つめてみる
疲れてる時ほど部屋が散らかる。
逆に、部屋が荒れてると心もそわそわ。
片付けたくなるのは、たぶん「安心したい」から。
まずはその気持ち、大事にしてあげて。
「整った部屋で暮らしたい」が本音なら、それで十分
「自分は片付けが苦手だから…」って責めなくて大丈夫。
“整った空間で過ごしたい”って気持ちがあれば、
片付けスキルがなくても、少しずつ変えていけるから。
片付け=自分と仲良くなるための時間
片付けって、意外と“心の棚卸し”みたいな時間でもある。
「これ、ほんとに今の私に必要?」って、自分と向き合うチャンス。
自分のために、心地よく過ごせる空間を整えてあげようね。
片付けが苦手でも大丈夫。「仕組み」を味方に
散らかる場所=仕組みのヒントがある場所
何度片付けてもすぐに荒れる場所って、
「仕組みがうまくいってないサイン」でもあります。
たとえば、玄関にカバンの置き場がないなら、
つい床に置いちゃうのは自然なこと。
そこに「ちょい置きカゴ」を設置するだけで、
散らかりにくくなることもある◎
「がんばらなくても整った部屋」を目指そう
片付け=気合いじゃない。
片付け=センスじゃない。
大事なのは、仕組みを味方につけること。
帰ってきたらホッとできる部屋、
誰かが来ても慌てず迎えられる部屋、
なにより、自分が好きになれる部屋。
それは、少しずつの積み重ねでつくれます。
今日から「散らからない部屋」を目指す第一歩、
一緒にはじめていこうね。
一緒なら大丈夫!
次回:STEP1「タイプ別の片づけ方法」
次の記事では、
「片づけられない理由」に合わせた片付け方をご紹介します!
▶︎