垢抜けインテリア入門 片付け

片付けてもすぐに散らかるのはなぜ?|すっきり部屋が続く簡単なコツ

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何かを使おうとすると、まずは在処を探すところから

「あれ?リモコンどこ?」「イヤホン、昨日使ったのに見当たらない…」
そんなふうに“探し物”から1日が始まること、ありませんか?

ようやく見つけても、その間に部屋がもっと散らかって、気分はどんより。

本当は、すっきり片付いた部屋でのんびりくつろぎたいし、来客があっても慌てたくない。
でも、がんばって片付けたのに、数日後にはまたリセット状態…

「どうして私は片付けられないんだろう?」
そんなモヤモヤを抱えたあなたへ。

この記事では、

  • なぜ部屋がすぐに散らかるのか?
  • 片付いた部屋をキープするためには?

この2つを中心に、今日からできる簡単なコツをご紹介します。


すぐに散らかる部屋には、共通の「原因」がある

モノが多い

片付けをしてもすぐ散らかる…それ、モノの量が原因かも。
どこに何があるか把握できてないと、片付けも難しくなります。

本当に必要なモノ・今使っているモノに絞るだけでも、
ぐっと管理しやすくなってスッキリ感が出ます◎

もちろん、無理にミニマリストを目指す必要はありません。

ただ、「持ちすぎ」が自分を苦しめているのなら、それは卒業したいですね。

定位置がない

「使ったら戻す」ができないのは、戻す“場所”が決まっていないから。
なんとなく空いてるスペースに置いていると、どんどん混沌としてしまいます。

定位置=そのモノのおうち。
帰る場所があれば、モノも迷子になりません。

よく聞く「モノの住所」これを決めるのが片付けのスタートです。

片付け=気合いと思っている

「今日は気合い入れて片付けるぞ!」
その意気込みはすごく大切。でも、これを毎回やるのはしんどいですよね。

がんばらないと片付けられない=日常には取り入れづらい。
だから、気合いより“仕組み”で回る片付けを目指しましょ。


もう一度見直そう。「片付けのゴール」に向かうために

「とりあえずしまう」は卒業しよう

とりあえず見えないところに突っ込む。
それ、片付けの“ふり”かもしれません。

本当にやりたいのは「快適に過ごせる部屋に整える」こと。
しまうことが目的じゃないはず。

収納グッズを増やす前にすることがある!

便利そうな収納アイテム、つい買いたくなりますよね。
でも、ちょっと待って。増やす前に「本当に必要?」と問いかけてみて。

収納は、厳選したモノの“居場所”をつくるもの。
増やすことで逆にモノが隠れ、散らかりやすくなることも⚠️

片付け=整える、減らすことじゃなくてOK

片付けって「断捨離」「ミニマル」だけじゃない。
自分にとって居心地のいい空間づくりが目的。

散らからない仕組み=自分の快適さのため。
減らさなくても、整えなくても「ラクに戻せる」状態ならOK!


散らかりにくい部屋にするための3つのポイント

①増やす前に見直す

「これ、いつ使ったっけ?」
「なんか取ってあるけど、なくても困らないかも」

この視点を持つだけで、部屋の景色が変わります。
まずは“今あるモノ”をちゃんと見るところからはじめよう。

②モノの定位置づくり

取り出す・戻すが面倒なモノって、自然と使わなくなるし、
結局その辺に出しっぱなしになる。

取り出しやすく戻しやすい“定位置”を作ってあげると、
自然と片付く仕組みができますよ◎

③片付けを「イベント」ではなく「ルーティン」に

「休日に片付けよう」じゃなくて、
「毎日3分だけリセットタイム」みたいな感覚でやってみて。

ちょこっとやる習慣があるだけで、
部屋が荒れるまで放置…って流れは防げる!


「部屋=わたしの心」かもしれない

なんで片付けたくなるんだろう?を見つめてみる

疲れてる時ほど部屋が散らかる。
逆に、部屋が荒れてると心もそわそわ。

片付けたくなるのは、たぶん「安心したい」から。
まずはその気持ち、大事にしてあげて。

「整った部屋で暮らしたい」が本音なら、それで十分

「自分は片付けが苦手だから…」って責めなくて大丈夫。

“整った空間で過ごしたい”って気持ちがあれば、
片付けスキルがなくても、少しずつ変えていけるから。

片付け=自分と仲良くなるための時間

片付けって、意外と“心の棚卸し”みたいな時間でもある。
「これ、ほんとに今の私に必要?」って、自分と向き合うチャンス。

自分のために、心地よく過ごせる空間を整えてあげようね。


片付けが苦手でも大丈夫。「仕組み」を味方に

散らかる場所=仕組みのヒントがある場所

何度片付けてもすぐに荒れる場所って、
「仕組みがうまくいってないサイン」でもあります。

たとえば、玄関にカバンの置き場がないなら、
つい床に置いちゃうのは自然なこと。

そこに「ちょい置きカゴ」を設置するだけで、
散らかりにくくなることもある◎


「がんばらなくても整った部屋」を目指そう

片付け=気合いじゃない。
片付け=センスじゃない。

大事なのは、仕組みを味方につけること。

帰ってきたらホッとできる部屋、
誰かが来ても慌てず迎えられる部屋、
なにより、自分が好きになれる部屋。

それは、少しずつの積み重ねでつくれます。

今日から「散らからない部屋」を目指す第一歩、
一緒にはじめていこうね。

一緒なら大丈夫!

次回:STEP1「タイプ別の片づけ方法」

次の記事では、
「片づけられない理由」に合わせた片付け方をご紹介します!

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  • この記事を書いた人

なら

普通の賃貸部屋をブルックリンスタイルに改造する人 インテリアデザイナーをしています

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