インテリア 垢抜けインテリア入門

なんかダサい部屋の特徴って?|おしゃれ部屋との違いと脱却方法を徹底解説

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とりあえず暮らせればいいやと思って揃えた家具たち。

そんなふうに作った今の部屋、「なんかダサい」と思うことありませんか?

実際に生活するには困らないけれど、自分の部屋を好きになれないのってちょっと寂しい。

それに、友達や恋人を部屋に呼んだときに「え、おしゃれ〜!」って言われてみたい。

でも、「なんかダサい」の原因も、おしゃれな部屋との違いもわからない。

  • そもそもどこから変えればいいの?
  • 逆に変えなくても良いところもある?
  • ってか、自分でもおしゃれな部屋って作れるのかな?

この記事では、

  • おしゃれな部屋となんかダサい部屋の違い
  • ダサいを脱却するための簡単な方法
    を紹介していきます。

ダサいとおしゃれの差は、実はほんのちょっとした違い。

部屋を全部大改造しなくても大丈夫。

今日からできることを、少しずつ進めてみましょう。


なんで私の部屋はダサく見えるの?|垢抜けない理由どれが当てはまる?

「ダサい部屋」に共通する5つの特徴

  1. 色がバラバラで落ち着かない
  2. 家具のサイズ感がチグハグ
  3. テーマがなく、ごちゃっとしている
  4. 生活感が丸見え(コード、日用品の散乱)
  5. 小物や装飾が多すぎてごちゃ見え

これらが全部当てはまっていなくても、いくつか当てはまるだけで

「なんかダサい…」という印象につながりやすいです。

統一感のなさもダサ見えの原因に

おしゃれな部屋に見える最大の要因、それは「統一感」。
色味やテイスト、素材感に一貫性があると、それだけで洗練された印象に。

逆に、なんとなくで買った家具や雑貨が混在していると、視覚的に“落ち着かない”印象になります。

たとえば…

  • ベッドはナチュラル系なのに、テーブルはモノトーン
  • 収納棚がカラフルだけどラグはナチュラルカラー

こういう“ちぐはぐ感”が積み重なると、知らず知らずのうちに「ダサ見え」してしまうんです。

失敗するとダサ見えする難易度高めアイテムに注意!

とくに扱いが難しいのが、

  • 原色アイテム(ビビッドな赤や青など)
  • キャラクター雑貨
  • 派手な柄のカーテンやラグ

これらはコーディネートのバランスが崩れやすいので、初心者さんには不向き。
どうしても使いたい場合は「ワンポイントだけ」に留めると◎


「なんか素敵」の秘密は、色・テーマ・余白にあった!

基本的な色は3色、差し色はちょこっとが素敵

インテリアに使う色は、基本3色までが鉄則。

これはいろんな本やサイトで言われているから知ってる人も多そうですね。

  • ベースカラー(壁・床など):約70%
  • メインカラー(家具など):約25%
  • アクセントカラー(小物など):約5%

これを意識するだけで、部屋全体がまとまりやすくなります。
差し色は“ちょこっと”がちょうどいい。

ただ、カラフルな部屋がおしゃれじゃないってわけではありません。

初心者さんが、簡単に、おしゃれな部屋にするならこのルールを守るとGOOD!ってことです。

家具や雑貨は「テーマ」を意識するだけで変わる

「北欧風」「韓国っぽ」「ナチュラル」「ホテルライク」など、

部屋のテーマを決めておくと、選ぶアイテムの方向性がブレにくくなります。

統一感が出て、おしゃれに見えるようになるんです。

この部屋にピンクのフリフリクッションは置かないですよね。

ごちゃ見えを防ぐ余白の魔法

部屋の中に“空白”を作ることも、おしゃれ部屋への近道。
棚や壁に詰め込みすぎず、少し余白を残すことで「整って見える」ようになります。

“全部使い切る”のではなく、空間に“あそび”を残す。
これがおしゃれっぽく見せるコツです。

棚に本をぎゅうぎゅうに詰め込みたいんですが、我慢しています…。


劇的チェンジ!すぐに試せる“脱ダサ”の3ポイント

まずは照明!シーリングライトを見直そう

部屋の雰囲気を大きく左右するのが「照明」。
賃貸によくある丸いシーリングライト、実は“ダサ見え”の元になることも…。

おしゃれに見せたいなら、

  • 間接照明(フロアライト・テーブルライト)をプラス
  • 電球色であたたかみのある空間に

これだけで一気に雰囲気が変わります。

床と壁も実はかなり印象に影響します

床はラグで印象チェンジが可能。
ナチュラル系、グレージュ、淡色系など、部屋のテーマに合わせて選んで。

壁は、ポスターやファブリックパネル、ウォールステッカーなどでアクセントを。
通販でも手軽に揃えられますよ♪

100均グッズの扱い方で「安っぽさ」は変えられる

便利な100均アイテム。

でも、“いかにも感”が出ると安っぽさにつながります。

選ぶときは、

  • 素材感(プラスチック感が強すぎないか)
  • 色味(白・グレー・黒など落ち着いた色が◎)
    を意識して選ぶと、かなり洗練された印象になります。

垢抜け部屋に近づくための“考え方”3選

「とりあえず買う」をやめて、選ぶ基準を持つ

とりあえず買ったものほど、あとで「なんでこれ買ったんやろ…」ってなりがち。

買い物するときは、

  • 色は他の家具と合ってる?
  • テーマからズレてない?
  • 長く使えそう?

この3つを意識するだけでも、部屋の統一感がぐっとアップします。

「隠す収納」で生活感は最小限に

おしゃれな部屋に共通してるのは、“生活感の少なさ”。

リモコンやティッシュ、ケア用品などは、

  • フタつき収納
  • 引き出しにまとめる
  • すぐ使うものはトレイにまとめて

などで、なるべく視界から隠す工夫をしましょう。

「好きな部屋」のイメージをストックしよう

PinterestやInstagramで「好きな部屋」の画像を集めてみて。

集めた画像を眺めると、

  • 色の傾向
  • 好きな素材感
  • 空間の使い方
    が見えてくるはず。

自分の“理想”を言語化できると、アイテム選びも楽になりますよ◎


まとめ「ちょっとした工夫で脱ダサ部屋!」

「なんかダサい」と思ったら、それは変えたい気持ちがあるサイン。

今回紹介した内容の中から、まずはひとつ。
たとえば照明の色を変えるだけでも、部屋の雰囲気ってグッと変わるんです。

部屋づくりに正解はないけれど、
“好き”を少しずつ増やしていけば、
あなたらしい「おしゃれな部屋」に近づいていけます。

今日から少しずつ、アップデートしていきましょ♪

次回:STEP2「テイストの種類と選び方」

次の記事では、
「統一感を出すには?」をもっと深掘りしていきます!

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  • この記事を書いた人

なら

普通の賃貸部屋をブルックリンスタイルに改造する人 インテリアデザイナーをしています

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